広瀬 旋さん
パサデナ・シティー・カレッジ【PCC】・Radio Production専攻


音楽に携わって生きていたい

 「広い世界を駆けめぐる」という想いを込めて「旋(めぐる)」と命名した祖父。無類の音楽好きとDJへの強い憧れを授けたのは、ミュージシャンであり、ラジオのDJである父。「世界を見て、色々経験して来い」と背中を押してくれた。
 高校卒業後、シドニーへ語学留学。帰国後、ラジオのDJになるためのカリキュラムをリサーチ。結果、行き着いたのがパサデナ・シティー・カレッジ(PCC)だった。2005年6月に渡米、放送系の有名大学より本格的な設備が整っていた。ラジオ・プロダクション専攻では、ニュース原稿を読み、卓を操るだけでなく、マネージメントのクラスもあり、放送や音楽に関わるすべてを表舞台、裏舞台の両側から学ぶことができる。


ジャンルにかかわらずしゃべれて回せるDJ
 「DJ」には、ラジオの「Disk Jockey」と、クラブで回す「Deejay」の2つの意味があるが、「しゃべれて回せるDJになりたい」と語る広瀬さん。自らが主催するレゲエ・イベント「Roots」は、昨年9月の立ち上げ以来、計20本ほどのイベントを打ち上げてきた。
 友人のDJ、R-Lowと共に、ラジオ番組『Radio Roots』を制作、ネット配信している。週ごとにクラブ音楽、ヒップホップ、レゲエ、80年代、と音楽のジャンルを分け、トークやゲストインタビュー、自分たちでセレクトしたお洒落な曲を届ける。ミクシィに開設した「ラジオ・ルーツ」のページに「マイミク申請(自分のページにリンクを貼りたいと申し出る作業)」をした人たちのみが聞ける仕組みだが、ユニークな企画を耳にし、日本からのアクセスもある。
 現在、ラジオ局KPCC(FM89・3)にて、ボードオペレーターとしてインターンを経験中。「卒業後は、KIIS(FM102・7)やPOWER(FM105・9)で仕事ができたらうれしいですね」。最終的な夢は、東京でDJになることだが、「とにかく音楽に携わりながら、生きていたいんです」と語る。
 「好きな音楽は?」との問いに、「ジャンルにかかわらず、何でも聴けるのが、自分のアドバンテージ」と広瀬さん。幼い頃から音楽に囲まれて育ってきた、正真正銘の音楽男児の放送デビューが待ち遠しい。
*10月18日にNacional(1645 Wilcox Ave., Hollywood)にてRootsイベント開催。詳細は、http://roots.bzにて。

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ラジオ番組『Radio Roots』の
収録風景
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(Lighthouse2007年10月16日号より転載)