水島恵美さん
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校・大学院生・Master of Music, Performance専攻


音楽と二人三脚で人生を楽しむ

 姉の影響で3歳からピアノを始めた恵美さんは、中学、高校では吹奏楽部に所属、短大では音楽学科でパーカッションを専攻し、中学校の音楽の教員免許も取得した。しかし、別の世界も見てみたい、との思いから、大学では日本文学を専攻した。
 音楽とは違った世界を見て、「音楽を続けたい」という思いがより深まった。大学卒業後は、音楽の講師として幅広い年齢層の生徒と触れ合い、これがアメリカ留学のきっかけに。
 生徒と過ごす時間の中で、「耳の重要性」に気づかされた。「音楽と言語は共通の部分があるんですよ」。職場に英語を話す同僚がいたこともあって、英語と音楽が持つ無数の可能性が、アメリカ留学へと彼女を導いた。
 「人生は1度きりだから、楽しみなさい」。そんな言葉をかけてくれた父親も、現在カナダに語学留学中である。献身的な両親のサポートもあり、アメリカ留学に迷いはなかった。

音楽は人生のスパイス
 「うれしい時も、つらい時も、音楽はそこにあって、自分を素直に表現してくれます」。そう語る恵美さんの卒業後の目標は、音楽の先生になること。そのモデルとなる人物に、恵美さんは2006年より在籍していたシトラスカレッジで出会う。
 「彼女は音を聴いて、その人の音楽に何が必要か、何が優れているのかを瞬時に理解するんですよ」。指導は身体全体を使って音を表現し、時には踊ったり演技したりすることもある。そんな先生の姿を見て、自分も言葉を越えて生徒と音を共感できるような先生になりたいと語る。
 さらに、幼児教育にも関心のある恵美さんは、将来的には自分のスタジオを持ち、「音楽と言語の重要性」を子供たちに伝えていきたいと言う。必要であれば、英語でレッスンし、音楽を通して子供たちの言語、音楽、心を育てていけたら最高と、恵美さんは目を輝かせる。
 人生の目標は、100歳になっても音楽を通して人生を楽しむこと。いくつ歳を重ねても、音楽を楽しむことに年齢は関係ないことを、今後の彼女の生き方が証明してくれるだろう。

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パーカッションのクラスメイトと先生
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(Lighthouse2007年11月16日号より転載)