門田真一郎さん
カリフォルニア大学ロサンゼルス校【UCLA】4年生
International Economics専攻


活躍の場を世界へ

 初めてアメリカを訪れたのは中学校2年生の冬。オレンジ・カウンティーに住む両親の知人のところへの家族旅行だった。元々英語が好きだったが、自分の英語力のなさを痛感する出来事が起こった。
 ファーストフード店で、店員にケチャップがほしいかどうか尋ねられ、理解できなかったところを一緒にいた知人の5歳の息子が手を差し伸べた。「しんちゃん、そんなこともわからないの?」とひと言。無邪気な子供の言葉にショックを受けた。
 ある日、知人の高校生の息子と一緒に地元の高校の文化祭を訪れた。熱気が増す多くのブースが立ち並ぶなか、さまざまな国の人が文化祭を楽しんでいた。その光景は新鮮で、「まるで小さな地球のように思えました」と話す。英語が話せたら、コミュニケーションがとれるだけでなく、色々な価値観を共有できるのではないかと思い、本気で英語の勉強を決意した。好奇心が旺盛で、行動力のある門田さんは2001年、高校留学を決意した。



共感する心を持つこと

 高校卒業後、短大を経て06年よりUCLAに編入、国際経済学を専攻した。日々勉学に励むなか、机に向かっているだけではなく、多くの人との交流を通して、実際に社会に飛び込むべきだと考えた。すると、持ち前の行動力からチャンスをつかむことに。
 それは、福井で行われた「国際平和映画祭JAPAN」での、通訳、映画の翻訳、そして重要な交渉の際のパイプ役だった。映画の翻訳は、「世界中の人々の願いである『平和』というトピックをどう翻訳すれば日本の方に共感してもらえるか悩みました」と語る。また重要な交渉の前日に渡された交渉内容の本を読んで勉強するなど、仕事の大変さも実感した。「この仕事を通して、世界を本当に身近に感じることができました」。将来の目標は、国際的なフィールドで活躍するビジネスマンだ。
 今までの経験を活かして世界中の人々と交わり、そして共感する心を持ち、人々を幸せにできるような仕事がしたいです」。日本を、そして世界を舞台に活躍する日はもうすぐそこまで来ている。

国際平和映画祭のオープニング式典で
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(Lighthouse2008年03月16日号より転載)