村田 慧さん
カリフォルニア州立工科大学ポモナ校【Cal Poly Pomona】4年生・Marketing専攻
国と国を結ぶプロモーターに
父が日本人、母は台湾人の両親を持つ村田さんは、幼い頃よりさまざまな文化を持つ人々に会う機会が多かった。両親が経営する中華料理店では、毎年中国の新正月を祝うイベントを開いており、日本に住む色々な国の人が店を訪れたという。「彼らと接し、自然と世界を見たいと思い始めました」と話す。
小学校から高校まで、生徒会に所属し、あらゆるイベント企画に携わってきた。最も印象深いのは高校の卒業式。お決まりの卒業式をするのでは一生の記念にはならないと、卒業式の当日の朝、200名もの卒業生を近くの公園に集め、一生の記念として卒業式の式目にはない好きな歌を皆で歌うことが決定。本番では会場にいた先生、父兄一同驚きのサプライズをやってのけた。「卒業できないかも知れなかったですけど、企画する楽しさを知りました」。
高校2年生の時、友人と共にアメリカに住む親戚を訪れる。「もっと多くの文化の違いを学び、多くの人に会いたい」と幼い頃に描いていた夢の実現化に向けて、留学を決意した。
東京ナイトは夢に向かう出発点
充実した留学生活を送るなか、アーティストのプロモーターについての記事を発見。「こんな仕事があるのだと衝撃を受けました。そして、私に向いていると確信しました」。これが1つのターニングポイントとなったと言う。
大学ではマーケティングを専攻し、プロモーターとしての必要な知識を必死で学んだ。さらに実践的なマーケティングスキルを磨くためにJSN(Japanese Student Network)に所属。今は4月27日に開催される「東京ナイト」という日系最大級のチャリティークラブイベントに向けて、プロジェクトメンバーの核となって活躍している。
同イベントの目標として「日本人アーティストの活躍の場を広げる」というものがあり、まさに彼女が目指していることと一致する仕事である。
「将来の自分の夢への第1歩として、たくさんの人に支えられながら、東京ナイトを最高のイベントにしたいです」。同イベントは、日本のアーティストを世界へ羽ばたかせる出発点になりそうだ。
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(Lighthouse2008年04月16日号より転載)


