本郷です。
今回は、いわゆる普通のキャリアで進んだ例を。
同じ学年だったYくん。
文学部出身。
きわめて人当たりがよく、誰にでも好かれるタイプ。本人もあまり人の好き嫌いがないので、どんな人にも対応できる。ものすごくポジティブシンキングで、からりと明るい雰囲気を持っている。
大手メーカーに就職、営業を担当。
持ち前のポジティブシンキングが評価されたのか、入社後3年で海外事業所の立ち上げメンバーとしてアメリカ駐在。3年後、事業所の組織改編を機に、帰国。しかしそのまた1年後、再び海外事業所立ち上げのためにヨーロッパへ。現在は東欧で奮闘中。
彼の場合は、キャリアとしては同じ会社で同じ職種(営業)を続けているだけなのだが、その環境は激変の連続である。どちらかというと安定志向のYくん。その志向とはウラハラにすでに「立ち上げ屋」の様相を呈してきた。
同じ学年のCちゃん。
農学部出身。
「これぞ女の子」というような柔らかい雰囲気を持っているCちゃんだが、実は一本筋の通った気質を持つ強い女性。こまやかな性格で、サークルみんなで作業をするときなども、いつも正確かつ丁寧だった。その柔らかい雰囲気にファンが多く、いつも周りに人がいた印象。
理系だったCちゃんだが、大学院には進学せず、環境アセスメントの会社に就職。
土地開発の生態系への影響を中心に、リサーチを手掛ける。入社8年目の今年、第一子を出産。一年間育児休暇をとり、来年早々に復帰予定。
仕事と結婚生活をしっかり両立してきたCちゃん。
育児休暇からの復帰後も、すでに配属部署とポジションが決定しているとか。今後も持ち前の芯の強さできっといいママ&いい社員となることだろう。これもきっと、会社内でCちゃんが地道にコツコツと築いてきた信頼のたまもの。会社にとって「なくてはならない人」になっているようだ。
四者四様のキャリアだが、いかがだろうか。
これを見ていただくと、「大手に入社すれば安定したキャリア」「大手に入社すれば退屈」「ベンチャー企業は不安定」「女性は結婚後仕事を続けにくい」などなど、よく言われる「キャリアの一般常識」のようなものが一概には当てはまらないことがわかっていただけるだろう。大切なのは、その時その時に精いっぱい前向きに仕事に取り組むこと。
つまり、自分が前向きになれそうな会社を選ぶのが一番いい、ということなのでは?
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