2007年08月07日
 ■  「転職したい」新入社員急増(2)

人材紹介各社はここ1、2年の企業による新卒採用競争の過熱が背景にあるとみています。
リクルートエージェントに登録した社会人の転職希望理由をみると「会社が合わない」「配属が不満」などが上位を占めています。
「就職活動で苦労していないので希望と違うと思えばためらいなく動き、自分にほかの選択肢があるという意識が強い」と同社は分析しています。

インテリジェンスは「入社前と後でギャップを感じる人が多い。人を集めるため、企業側も長所ばかりを強調した傾向があった」(人材紹介事業部)と指摘しています。
以前は中途採用の場合、最低でも2、3年の経験が必要とする企業が多かったのですが、新卒採用だけでは人材が足りない企業が経験のない新社会人の中途採用に前向きになりつつあることも早期転職の傾向を強める要因になっているようです。

移り気な若者の増加に大学は頭を痛めています。
立教大学の加藤敏子キャリアセンター事務部長は「働くとは何かという根本的なことを考えず就職自体が安直になっている」と指摘しています。
「少なくとも1年以上はがんばらないと転職しても経験を生かせない」と話す上智大学の重村均キャリアセンター長は「(企業からみても)大学は何を指導しているんだということになる」と危機感を募らせています。

投稿者 lighthouse : 2007年08月07日 10:34

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