2007年08月10日
 ■  夏のボーナス 【同一業種で支給に差】

本日から3回にわたり、日経新聞(7月17日掲載)によるボーナスの話題をご紹介します。
バブル期以来の5年連続の増加となった今夏のボーナス。
けん引役となったのは電機や自動車業界です。
ただ、ここ数年、各社が業績連動の仕組みを強めた結果、同じ業種でも企業間で支給額の差が広がっています。
また、同じ会社内でも成果に応じて社員間で支給額に差がつく傾向が強まっています。
景気拡大の恩恵が産業界にほぼ一律に行きわたったバブル期とは様相が異なってもいるようです。

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自動車・部品の伸び率は3.40%と製造業平均を上回り、平均支給額(加重平均)は101万5千581円と初めて百万円を超えました。
ですが大手三社でみると、最大手のトヨタ自動車が18.18%増の143万円と過去最高額を記録する一方で、ホンダが1.53%減、日産自動車は4.17%減となりました。

ホンダは海外販売が好調な半面、国内販売が低迷。
算定基準とする2006年度の単独経常利益が減益だったため労組側も一時金要求(夏冬合計)を前年より0.1ヵ月分少ない6.6ヵ月分にとどめました。
日産も労組側が国内販売の低迷などを考慮して前年実績より少ない要求にしました。

自動車各社の大部分がボーナスの算定基準としている単独業績は、国内の新車販売の落ち込みで今年度も伸び悩む可能性が強いようです。
労組側は海外新工場の立ち上げに国内従業員が貢献していることなどを強調し、ボーナス上積みを目指す方針です。

鉄鋼も業績連動制を採用する最大手の新日本製鉄が1.21%増の124万5千円に上昇する半面、JFEスチールは6.2%減の121万円にとどまりました。
JFEスチールも新日鉄と同様に業績連動制を採用しているものの、今年度から好業績時に支給額の伸びを抑える形に算出式を見直したことが影響しました。

電機でも三菱電機、シャープなど大手各社が増額する一方で、業績不振が続く日立製作所が2.83%減となりました。

投稿者 lighthouse : 2007年08月10日 17:46

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