2007年12月16日
 ■  人材流動化時代 転職アンケート調査結果(3)

もう一つ、『日経キャリアマガジン07年8月号』では第二新卒者100人と、第二新卒を迎え入れた企業側の100人のインターネットアンケートによる調査結果を載せています。

転職後の第二新卒者に尋ねた「自分がどんな人材に見られていると感じましたか」という問いでは、「即戦力」(46%)、「新人研修済みの新卒」(29%)、「新卒とイコール」(25%)という結果となりました。
半数近くの人にとって、社会人を経ているという自負が転職後の自信となっているようです。

これに対して、第二新卒者を採用する企業の意識はどうでしょうか。
「第二新卒者を採用対象とした理由」(労働経済政策研究・研修機構、2005年)を見ると、中途採用する企業は、「即戦力になるから」(41.6%)という理由が最も多く、また「第二新卒者の職業意識が高いから」(15%)、「研修期間が短くてすむから」(9.5%)など、社会人経験を重要視しています。

これらを合わせて考えると、採用する側の期待を転職者はきちんと理解して入社していることは明確です。
ある生命保険会社の採用担当者は「他の業界を経験していれば、生保業界の欠点や改善点も見えるのでは」と「新しい風」になってくれることを望んでいます。
中にはベテラン勢よりもパワーにあふれ、入社半年でトップレベルの戦力になったケースもあるといいます。

ただし、調査結果(1)で紹介したように、上司に対する不満から退職した人も多くいます。
同生保担当者は、「前職の何が嫌で、なぜ乗り切れなかったか。今後自分はどうしたいかという考えを話してほしい。同じ間違いを繰り返さないよう、どれだけ考えを深めているか確かめたい」と採用する上での着目点を挙げています。

投稿者 lighthouse : 2007年12月16日 10:44

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