2008年04月30日
 ■  求人総数は過去最高…

「第25回 ワークス大卒求人倍率調査(2009年卒)」は、従業員規模5人以上の全国の民間企業7,477社を対象に調査を行い、4,347社から回答を得た。この調査における「大卒求人倍率」の定義は、民間企業への就職を希望する学生1人に対する、企業の求人状況を算出したもの。

■求人総数は過去最高、しかし業種によっては厳しい状況も

 来春2009年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象とする、全国の民間企業の求人総数は、昨年より1.5万人増加して94.8万人。昨年に引き続き、求人総数は調査開始以来の最高水準が更新された。この背景には、中途採用を含めた人材確保難から採用意欲が継続されていることがうかがえる。

 また、学生の民間企業就職希望者数は、0.7万人増の44.3万人。その結果、需給バランスである求人倍率は2.14倍となった。「従業員1000人未満企業」の求人総数は73.9万人で、求人倍率は4.26倍。「従業員1000人以上企業」の求人総数は20.9万人で、求人倍率は0.77倍となっている。

 また、業種別の求人総数を見ると、「製造業」が43.8万人で求人倍率は2.64倍、「流通業」は36.1万人の7.15倍と学生優位の状況が続いている。一方、「金融業」の求人総数は1.8万人で求人倍率は0.35倍、「サービス・情報業」は13.1万人で0.75倍となっており、いずれも学生にとっては厳しい就職状況となっている。

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2008年04月28日
 ■  今年の新人は「カーリング型」(2)

 前回に引き続き、最近の新人受け入れ事情について、詳しくご紹介します。

 厚生労働省の統計によると、入社3年以内に離職した新人の割合は増加傾向にあり、中学卒業者で約7割、高校卒業者で約5割、大学卒業者で約3割。
こうしたことから、新人の高い離職率を「753現象」と呼んでいるそうです。
早期離職率をどう下げるかが、新人を迎え入れる企業の大きな課題になっています。

 凸版印刷は、「ブラザー・シスター制度」を導入しており、先輩指導者を新人につけ、3年分の目標・達成計画を作成させています。
先輩の日常指導に加えて、上司が節目節目に目標の達成度をチェック、丁寧な新人の育成に取り組んでいます。
一般的に3年で3割が退職すると言われる離職率は、同社の場合、12%にとどまっているそうです。

 帝人グループは昨年、座禅研修を復活。
数十年前に始まった研修ですが、当時は新人対象ではなく、現場の仕事が忙しいと中断していました。
復活したのは、新人に人間教育や規律を教えたいと考えたからだそうです。

 企業は、社会経済生産性本部が指摘したように、新人に対して「働きやすい環境作りに心を砕いている」ようですね。
それゆえ、「スキル」よりも、「意識改革」に重点を置いた研修が誕生したと分析されています。

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2008年04月25日
 ■  今年の新人は「カーリング型」(1)

 「社会経済生産性本部」は今年の新人を「カーリング型」と分析しています。
冬のスポーツ、カーリングにたとえ「周りが育成の方向性を定めてそっと背中を押し、ブラシでこすって働きやすい環境づくりに腐心しないと減速したり停止しかねない」という意味のようです。

 「最近の若い人は傷付きやすく、意味のないことを嫌がる。相手を肯定する形でコミュニケーションを取り、成長を実感できる教育計画などのシナリオ作り、演出が大事」とは、人材育成事業を行っている日本能率協会マネジメントセンター(本社・東京都港区)のコンサルタント、入谷亨さんの分析。

 人材開発情報誌「企業と人材」(産労総合研究所)の野沢和男・編集委員は、新人について「あいさつなど、家庭での教育が不十分な上、メール文化の弊害で対面でのコミュニケーション力が低下している。職場の人間関係でも溝を広げやすく、早期退職につながるケースも多い」と指摘しています。

 次回は、そんな新入社員を受け入れる企業側の取り組みについて、ご紹介します。

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2008年04月01日
 ■  “SY”ビジネスマンが危ない_3

先日Yahoo!「ネタりか」に掲載された経営コンサルタント、小宮一慶さんの「数字力」に関する記事。
今回は記事の続きから、「数字力」を高める思考パターンをご紹介します。

それは、
 すべてを数字に落とし込む思考パターンを持つこと。
 そして大ぐくりの数字の定義を正確に知り、他の数字と関連付け、推論を導くこと。
これが、「数字力」を高める思考パターンであるそうです。

「数字を見ないと、世の中わからない。KY=空気読めないだけじゃなく、SY=数字読めないのも大変ですよ。企業の経営者は数字ありきじゃないと会社つぶしちゃいます。嫌でも逃れられないんです」

「幸せとか数字で計れないものもあるけど、GDPも“幸せの源泉”です。売上高も企業とお客さまや市場との接点−というような哲学的な意味がある。それを知らないとただの数字オタクになっちゃう。数字は執念じゃなく信念で出すもの。よい商品やサービスでお客さんに喜んでもらうという信念が必要です」


最後に、小宮さんが著書で取り上げている数字項目をご紹介します。
こちらの数字、きちんと把握して、あなたも数字力アップを目指しましょう!!

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【あなたはわかる? この数字】
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・日本の人口
・日本の労働人口
・日本の今年の国家予算
・日本の現在の財政赤字
・日本の国内総生産(GDP)
・自分の会社の売上高
・業界全体の売上高
・自分の時給
・日本中の車の数
・コンビニ1人1回の平均買い物額
・日本の年間書籍売上高

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